2014年6月30日月曜日

私たちの自然 第55巻 5・6月号 No.592


機関誌「私たちの自然」の5・6月号ができました。



特集 森の鳥の声

  4 森の鳥の声はなぜきれいなのか?(大庭照代)

  7 綺麗な囀りはお好きですか?(川上和人)

 10 森に響く野鳥たちの唄(江戸家猫八)


 2     エッセイ

       気候変動の中での日本政府の取り組み(牧島かれん)

12     観察しよう とりワールド

       渡り鳥に会いに行こう!(岡久雄二)

14     観察しよう くもワールド

       クモの観察 —霧吹きと懐中電灯が必需品—(新海栄一)

16     バードピアの情報発信(連盟バードピア係)

17     子どもたちの身近な生き物保護活動

       守ろう! 伝えよう! 大好き中野俣(長岡市立中野俣小学校)
20     インフォメーション

22     連盟だより

24     使用済み切手・カード類提供のお願い/商品の注文について/バックナンバーの
    提供について/会費の有効期限の見方/『私たちの自然』専用ファイル/広告
       募集/編集後記


ネイチャーフォト

ヤツデの新芽(杉崎光明)、ハルシオンに集まる(伊藤信男)、春の渡りで出会えた
ホオジロ類(江口欣照)




表紙のことば


キビタキ                          菅原貴徳


 5月の連休の朝。近所の林でキビタキの澄んだ声を聴き、季節がひとつ、夏へ向かって進んだのを感じる。冬を温暖な地域で過ごした彼らは、春には海や山を越え、繁殖のために日本へと戻ってくる。そのエネルギーは、この小さな体のどこから湧いてくるのだろうか、と思いを巡らす。

 寒さも和らぎ、気候も気持ちの良いこの季節。少し早起きして、澄んだ空気と夏鳥の声を浴びに、林へ散歩に行きませんか。